堕ちた恋
きっとあの時点で もう止められなかった
二人の恋は堕ちるのが速くて…
どんどん加速して だんだん近づいて
気づけばもうここまできた
過ぎた季節は今 色づき始めた
あたしったら 泣いたくせにね
嫌だ嫌だと足踏みしたくせにね
結局は変わらなかった
ただあなたがすこぅし先だっただけ
その少しが酷く悲しかったの
「疲れた」と言ったあなたは
本当疲れきっていて
思い返せば あたしが軽く握った手
握り返してくれなかったし
あたしより先に居眠りしちゃうし
そんな事考えてるうちに
過ぎた時間からどんどん遠ざかっていった
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